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日付と金額の二つが重複する行を見つけたい

 

2つの比較式を乗算する配列数式を使う方法があります

配列数式では、比較式を乗算することで、AND条件にすることができます。

その該当数を合計することで、二つの値が重複する行の個数を調べることができます。

 

配列数式は通常の数式と異なり、Ctrl+Shift+Enter(またはCmd+Shift+Enter)キーを押して入力します。

これにより、波括弧 {} が数式の両端に追加されます。


 

@この数式は、A列とD列の条件に合致するセルの値を合計するための配列数式です

数式の構成要素を解説します。

A2=$A$2:$A$25

A列のセル(A2)とA列のセル範囲(A2からA25)を比較します。この部分は、セルA2の値がA2からA25のセルに含まれる場合に真(TRUE)となり、それ以外の場合には偽(FALSE)となります。

D2=$D$2:$D$25

D列のセル(D2)とD列のセル範囲(D2からD25)を比較します。この部分は、セルD2の値がD2からD25のセルに含まれる場合に真(TRUE)となり、それ以外の場合には偽(FALSE)となります。

(A2=$A$2:$A$25)*(D2=$D$2:$D$25)

上記の2つの条件をAND(論理積)で結合します。つまり、A列とD列の条件が共に真(TRUE)である場合にのみ真(TRUE)となります。それ以外の場合は偽(FALSE)となります。

SUM((A2=$A$2:$A$25)*(D2=$D$2:$D$25))

AND条件に合致するセルの値(A列とD列の両方の条件に合致するセル)を合計します。

A配列数式は通常の数式と異なり、Ctrl+Shift+Enter(またはCmd+Shift+Enter)キーを押して確定します

これにより、波括弧 {} が数式の両端に追加されます。

作例のような数式を実行すると、A列とD列の条件に合致する行の個数が求められます。

 

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 

 

●日付と金額の重複する行を、条件付き書式で強調する方法の解説動画です

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