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階級ごとの度数を数式で求めたい

 

FREQUENCY関数を使えば、配列数式で簡単に度数を求められます

FREQUENCY関数を使うと、あらかじめ指定しておいた区分値に応じたデータ個数を求めることができます。配列数式として設定する必要があるので、FREQUENCY関数式の確定は、Ctrl+Shift+Enterで行います。

このFREQUENCY関数の書式は、次のようになります。

FREQUENCY(データ配列, 区間配列)

データ配列:対象となるデータの入力されたセル範囲を指定します。

区間配列: 区分値を入力したセル範囲を指定します。

Excel 2013/2010

 

@「階級」として入力した区分値の数だけセル範囲を選択して、半角で「=fr」と入力し、表示される選択肢から「FREQUENCY」をTabキーで選びます

階級の区分値は、あらかじめセルに入力しておきます。

※階級の個数は、データ総数の平方根(正)が目安とされます(あくまでも目安なので、実際には区切りのいいところでまとめます)。

 

A「データ配列」として、データの入力されているセル範囲を指定します

 

B半角のカンマを挟んで、「区間配列」として、区分値のセル範囲を指定します

C半角の閉じ括弧を入力して、Ctrl+Shift+Enterキーで数式を確定します

 

D選択中のセル範囲に配列数式が設定され、区分値ごとのデータ個数が表示されます

 

 

 

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