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OR条件で指定データの個数を調べたい

 

COUNTIF関数を組み合わせます

COUNITIFは、セル範囲の中から、単一の検索条件に一致するセルの個数を返す関数です。

このCOUNTIF関数は、次のような書式で使います。

COUNTIF(範囲, 検索条件)

範囲:対象となるセル範囲を指定します。

検索条件:文字列や数値、またはそれらが入力されているセル番地を指定します。条件式は、""を使って指定します。 データの一部を条件として指定したいときには、ワイルドカード文字の「*」を使います。

OR条件、すなわち複数の指定データのいずれかに合致する個数を調べたいときには、COUNTIF関数式を「+」でつなぎます。

Excel 2013/2010/2007

 

@「検索条件」で「"東京*"」のように指定すると、「東京」が頭に付くデータの個数を求められます

A半角の「+」を挟んで、2つ目のCOUNTIF関数式を指定します

「+」は、加算を表す演算子です。これを挟むことで、2つのCOUNTIF関数式の結果を足したものが表示されるようになります。

BOR条件で、2つのCOUNTIF関数式の結果が表示されます

作例では、「東京」もしくは「大阪」が頭に付くデータの個数が表示されています。

 

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