色フィルタを使えば、色の付いていない数値だけを絞り込んで表示できます
色フィルタは、オートフィルタに用意されています。
旧バージョンのExcelのオートフィルタには色フィルタはありませんが、2003や2002なら、書式の検索機能を利用して、色フィルタと似た状態を再現できます。
@リスト内のセルがアクティブにした状態で、[データ]→[フィルタ]ボタンをクリックします。
リストでのオートフィルタが有効になり、各見出しに[▼]ボタンが表示されます。

A[▼]ボタンをクリックして、[色フィルタ]から[自動]を選びます。

B色の付いていないデータだけが表示されます。

Excelの2003や2002では、文字色などのセルの書式を検索することができます。この書式検索機能を使えば、色の付いているデータだけを選択し、その行だけを非表示にすることが可能です。
2007の色フィルタとは状態は異なりますが、見た目としては同じような絞り込み表示になります。
@[編集]→[検索]を実行します。

[検索と置換]ダイアログボックスが表示されます。
A[オプション]ボタンをクリックします。

[検索と置換]ダイアログボックスが拡張されて、書式を検索できるようになります。
B[書式]ボタンのメニューから、[セルから書式を選択]を選びます。

C非表示にしたいデータの一つをクリックします。

D指定した書式でセルをすべて検索して、合致するセルすべてを選択します。
クリックしたセルの書式が、検索条件として設定されます。
[すべて検索]ボタンをクリックすると、設定した書式に合致するセルが一覧表示されます。
一覧表示されたものを選択すると、ワークシートの該当セルも選択されます。

E[書式]→[行]→[表示しない]を実行します。

F選択されていたセルを含む行がすべて非表示となります。
結果的に、赤色で表示されていたデータすべてが非表示となり、それ以外のデータだけが表示されることになります。
