エクセル実践塾 > エクセル実践塾2016

効率的に表作成を行いたい

 

テーブル化すると、 表へのデータ入力を効率的に行えるようになります

Excelでテーブル化(ListObjectとしても知られる)することには、次のような利点があります。特に、大きなデータセットを扱う場合に便利です。

1. 自動的な範囲の拡張

テーブル化されている表の次行に次列にデータを入力すると、テーブルの範囲が自動的に拡張されます。追加したデータは、自動でその表に含まれるようになります。これにより、手動で範囲を調整する必要がなくなり、作業が効率的になります。

2. フィルタリングと並べ替えの簡便化

テーブル化すると、各列にフィルタリングと並べ替えのオプションが自動的に追加されます。ユーザーは簡単に特定の値を検索したり、並べ替えを行ったりでき、データの可視化と操作が便利になります。

3. 構造化参照

テーブルを使うと、セルの参照に構造化参照(Table Name[Column Name])を使用できます。これにより、セルや範囲を名前で簡単に参照でき、数式がわかりやすくなります。

4. 書式設定の一貫性

テーブルにしたデータは、書式設定(色、フォント、罫線)が自動的に統一されます。新しいデータが追加されても、書式設定が一貫して適用され、視覚的に整理された状態が保たれます。

5. 集計機能

テーブル化されたデータには、集計行を追加できます。この行を使って、テーブル内のデータに対して合計や平均、最大値、最小値などを簡単に計算できます。これにより、データの分析が簡単になります。

6. データの整合性向上

テーブル化すると、列名がヘッダーとして認識され、データ入力時にデータの整合性を保ちやすくなります。具体的には、列名の変更や重複データの確認、セルの選択が明確になり、誤入力を防ぐ助けになります。

 


 

@表作成の序盤でテーブル化しておくと、表へのデータ入力が効率的になります

 

A見出しを含めて、データ範囲をテーブル化します

B適当なテーブル名をつけておくと、表内のデータを使った数式がわかりやすくなります

「フィルターボタン」のチェックマークを外せば、フィルターボタンを非表示にできます。

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 

 

●入力された値に応じて、所定の塗りつぶしを行う、マクロ作成の動画です

関連する他のページ

わかりやすい数式にしたい
表内の数式は、 表をテーブル化することでわかりやすくなります

納品書の日付と顧客名を自動転記したい
元表がテーブル化されていれば、 そのテーブル名と項目列名を指定して、 納品番号から表引きできます

テーブル化した商品リストから、 商品コードで商品情報を表引きしたい
表引きする側とされる側の両方をテーブル化すれば、 項目列名で表引きすることができます

『返却済』でない人だけを表示したい
テーブル化すれば、フィルターで絞り込めます

『返却』列のセルに、『済』を簡単に入力したい
「データの入力規則」を使えば、マウス操作だけで「済」と入力できるようになります

今日の日付と、2週間後の日付を、簡単に入力したい
Ctrlキー+;(セミコロン)キーで今日の日付を入力でき、 それを元にした計算式で2週間後の日付を求められます

テーブル化されている表から表引きしたい
F5キーでテーブルおよび列の指定を簡単に行えます

簡単に表の見栄えを整えたい
テーブル化することで、見栄えの良いスタイルを簡単に適用できます

見つけ出した素数を、他のシートで使いたい
フィルタで抽出すれば、簡単にコピーできます

条件付き書式で、素数だけを表示したい
SUMPRODUCT関数を使った条件付き書式にします

数式をわかりやすくしたい
表をテーブル化しておくと、テーブル名や列名を使った数式を設定できます

東京在住の人だけを表示したい
テーブル化すれば、フィルターボタンで絞り込めます

男女別の平均身長を求めたい@
テーブル化して男女別にデータを絞り込めば、ステータスバーでその平均値を確認できます

テーブル化した表に条件付き書式を設定したい
テーブル化した表でも、通常の表と同じように条件付き書式を設定できます

データを絞り込んで表示したい
テーブル化すれば、フィルターボタンで簡単にデータの絞り込みを行えます

ドロップダウンリストでプランを選びたい
「データの入力規則」で任意のドロップダウンリストを設定できます

表へのデータの追加をスムーズに行いたい
表をテーブル化しておけば、データを追加したときに、 自動的に同じ書式が適用されるようになります

日本語入力のオンとオフを、入力するデータに応じて自動で切り替えたい
「データの入力規則」→「日本語入力」を使えば、 セルごとに日本語入力のオンとオフを自動で切り替えられます

データ行の増減を簡単に行いたい
テーブル化した表なら、データ行の増減にも柔軟に対応できます

テーブル化した表を使って表引きしたい
あらかじめ適当なテーブル名をつけておけば、その名前で表引きを行えます

スクロールしても項目行を常に確認できるようにしたい
項目行を固定表示する方法はいくつかありますが、 見栄えも同時に整えられる、表のテーブル化が便利です

郵便番号や会員番号、日付の表示形式を整えたい
ユーザー定義すれば、ハイフン付きの表示や、 表示桁位置の固定などを、データの修正なしに行えます

数式をわかりやすくしたい@
対象セル範囲に名前をつけたり、 表をテーブル化したりすることで、数式はわかりやすくなります

前日シートのテーブルを、当日の新規シートでも使いたい
前日シートのコピーで、 当日の新規シートを作り、そのデータ範囲だけを削除する方法があります

ブックを開いたときの新規シート自動挿入を、1日1枚に制限したい
新規シートの名前に日付を加え、マクロ実行時にその存在の有無を確認するようにします

ブックを開いたときに、新規シートを先頭へ挿入したい
ThisWorkbookのOpenプロシージャに該当コードを記述します

編集シートの前に新規シートを挿入したい
Shift+F11キーで行えます

表の見栄えを良くしたい
テーブル化してしまえば、 用意されているデザインを適用して、簡単に見栄えを整えられます

累計を自動計算する表が欲しい
テーブル化した表なら、データの追加も、合計の計算も容易に行えます

値が0になった行だけを、自動的に非表示にしたい
WorksheetオブジェクトのActivateプロシージャを使って、 表のあるシートが表示されたときに、 フィルターによる絞り込みが自動的に再適用されるようにします

条件付き書式を使って、値が0のときにその行を非表示にしたい
条件付き書式では行えませんが、フィルターによる絞り込みでなら可能です

金額の大小に応じて色分けしたい
表示形式でも設定できます

金額を千円単位で表示したい
表示形式で桁区切りカンマの位置を変えると、千単位での数値表示に変えられます

2013/04/08号「午前と午後に分けて時刻を表示したい」
午前と午後を表す文字は、「/」をはさんで指定します

日付を曜日付きで表示したい
曜日は書式記号の「aaa」で表示できます

期日を過ぎたセルには別の警告色を表示したい
2つの条件付き書式を設定した場合は、上に位置するものが優先して適用されます

期日の30日前からセルに警告色を表示したい
期日と本日の差が30以内かどうかを調べる、条件付き書式を設定します

表の見栄えを良くしたい
「テーブルとして書式設定」を使って、表をテーブルに変えるのが簡単です

日付を和暦で表示したい
「カレンダーの種類」を「和暦」にします

追加データの予定されている表から、 条件に合致するデータの合計を求めたい
テーブル化してあれば、データの追加が予定されている表からでも、 SUMIF関数で動的に合計を求めることができます

表へのデータの追加を効率良く行いたい
テーブル化すれば、追加データを入力するだけで、必要な数式まで自動的に設定できます

表を簡単に見やすくしたい
Excel 2010/2007なら、表をテーブル化すれば、 簡単に見やすくできるとともに、表の拡張なども容易に行えるようにできます

集計表を簡単に修飾したい
Excel 2010/2007では、テーブルとして表を修飾します

合計を求めるSUM関数式の結果に、「時間」を付けて表示したい
ユーザー定義の表示形式をセルに割り当てれば、 「時間」付きで表示されるようになります

労働時間を計算するユーザー定義関数を使って、 残業時間を求めるユーザー定義関数を作りたい
既存のユーザー定義関数は、 別のユーザー定義関数内で実行して、 その結果を利用することができます

選択したセル範囲のデータから、一意のものを取り出したい
マクロなら可能です

選択したセル範囲のデータを、一列にまとめたい
10行程度のマクロでも行えます

組み合わせ一覧を表示するマクロを、 要素数と選び出す数を自由に指定できるものにしたい
入れ子構造のマクロでは汎用的にできないので、 再帰処理を使ったマクロにします

ABCの観点別評価の組み合わせパターンを知りたい
入れ子構造のマクロで求めることができます

ドロップダウンリストで選んだデータを、 選んだ直後に、 対応する別データに置換して入力したい
セル値の変化を監視するマクロで実行できます

置換リストを使って、 複数の置換をまとめて行いたい
10行程度のマクロで、 置換リストを使った一斉処理が可能です

セルに入力されている文字列を、そのシート名にしたい
簡単なマクロで実現できます

マクロ実行の対象範囲を固定したい
セルやセル範囲は、 Rangeで指定できます

選択中のセル範囲に含まれる空セルを、 マクロ処理の対象から除外したい
空セルでないことを条件に、 マクロを実行するよう、 If文を追加します

選択中のセル範囲に対してのマクロ実行結果を、 別のセルに表示したい
Offsetを使うと、 対象のセルの位置を行列単位でずらすことができます

選択中のセル範囲に対するマクロを作りたい
For Each〜Nextで、 選択中のセル範囲(Selection)に対する処理を記述します