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追加データの予定されている表から、条件に合致するデータの合計を求めたい

 

テーブル化してあれば、データの追加が予定されている表からでも、SUMIF関数で動的に合計を求めることができます

テーブル化した表では、末尾に追加したデータは、自動的にその表の一部となります。

そのテーブルのフィールドを指定したSUMIF関数式なら、データの追加に応じて、動的に合計を求めることができます。

 

Excel 2010/2007

 

@合計を求める表をテーブル化しておきます

 

 

 

ASUMIF関数式を設定するための空行を挿入します

 

 

B条件となる値をセルに入力しておいてから、別のセルに「=sum」と入力し、関数の一覧から「SUMIF」を選びます

CTabキーを押して、SUMIF関数を入力します

 

D条件となる値が入力されている列見出しをクリックします

 

E不要な「[[#見出し],」と、末尾の「]」を削除します

テーブル名と見出しのみの指定にします。

Fカンマ(,)に続けて、条件値を入力したセルをクリックで指定します

GF4キーを3度押して、列のみの絶対指定にします

 

Hカンマ(,)に続けて、合計を求める列見出しをクリックで指定します

Iテーブル名と見出しのみにします

J閉じ括弧でSUMIF関数式を完成し、Enterキーで確定すると、条件に合致するデータのみが合計されます

作例では、「性別」が「男」となっている行の「時間」が合計されています。

Kできあがった数式を下の行にコピーすれば、「性別」が「女」となっている行の「時間」が合計が求められます

 

Lデータを追加すれば、即座にそれが反映されます

 

 

 

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