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期日を過ぎたセルには別の警告色を表示したい

 

2つの条件付き書式を設定した場合は、上に位置するものが優先して適用されます

日付の実体はシリアル値なので、比較してその差を求めることができます。ですから、期日を過ぎたことは、次のような計算式で調べられます。

期日<本日

「期日」のシリアル値よりも、本日を表わすシリアル値のほうが大きければ、すでに期日を過ぎていることになります。

次のようにすれば、本日を含めて、期日を過ぎている計算式になります。

期日≦本日

これを、条件付き書式で設定します。

本日の日付は、TODAY関数で表わすことができます。

Excel 2013/2010/2007

 

@条件付き書式を適用するセル範囲を選択して、「ホーム」タブの「条件付き書式」から「条件付き書式ルールの管理」を選び、「新規ルール」をクリックします

30日前から「有効期日」を強調するための条件式をすでに設定してありますが、次のような条件式であるため、「有効期日」を過ぎても同じ強調が適用されています。

有効期日−本日≦30

有効期日が過ぎてしまっても、「有効期日−本日」はマイナス値となり、30以下であることには変わらないからです。

A「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選び、数式欄に半角の「=」を入力します

B「有効期日」の先頭セルをクリックして、そのセル番地を入力します

 

 

 

CF4キーを2度押して、列番号のみの絶対指定にします

 

DTODAY関数を使って、左のような条件式を完成させます

条件式が真の場合に適用される「書式」を設定し、「OK」をクリックします。

E新たに設定した条件付き書式は、一覧の先頭に追加されます

条件付き書式は、上に位置するものが優先して適用されます。

F「適用」をクリックすると、「有効期日」を過ぎたものが、赤色で塗りつぶされるようになります

1番目の赤色での塗りつぶしが適用されたセルには、2番目の条件付き書式が真であっても、その書式は適用されません。

 

 

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