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直近3回の来店日の売上金額も知りたい

 

直近3回の来店日がわかっていれば、 顧客番号との2つの条件を使ったSUMIFS関数で求めることができます

SUMIFSは、複数の条件を満たす値を合計する関数です。

このSUMIFS関数は、次のような書式で使います。

SUMIFS(合計対象範囲,条件範囲1,条件1,[条件範囲2,条件2...])

「合計対象範囲」には、合計する値があるセル範囲を指定します。空の値やテキスト値は無視されます。

「条件範囲1」には、条件による評価の対象となる最初の範囲を指定します。 「条件1」には、その「条件範囲1」に適用する条件を指定します。

「条件範囲2,条件 2, ...」は、ほかにも条件がある場合に指定します。 最大 127 組の範囲/条件のペアを指定できます。

SUMIFS関数では、こうして指定した条件をすべて満たすものだけが合計の対象となります。

このSUMIFS関数を使って、日付と項目の2つを条件にすれば、 各項目の日付ごとの集計表を作ることができます。

※SUMIFS関数は、2003以前のExcelでは利用できません。

※SUMIFS関数の引数は、SUMIF関数と指定順序が異なります。 SUMIFS関数では合計の対象となるセル範囲を第1引数として指定します。


 

@SUMIFS関数を使うと、 複数の条件を指定でき、 そのすべてに合致する数値のみを合計できます

Aまず、 合計対象範囲を指定します

B1つ目の条件にする項目列を指定します

C数式はコピーして使うので、 検索条件セルはF4キーで絶対指定にしておきます

D2つ目の条件にする項目列を指定します

E2つ目の検索条件セルを指定します

作例では、 直近3回の来店日を、 LARGE関数を使った配列数式で求めています。

F完成したSUMIFS関数式をコピーして、 直近3回の売上金額を表示します

●配列数式にしたMAX関数式による、 直近の日付の求め方を解説する動画です

配列数式によって、どのような配列となるのかも説明しています。

 

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