SUMIFS関数の検索条件では、等しくないことを表す、比較演算子「<> (不等号)」も使えます
SUMIFSは、複数の条件を満たす値を合計する関数です。
SUMIFS関数は、次のような書式で使います。
SUMIFS(合計対象範囲,条件範囲1,条件1,[条件範囲2,条件2...])
「合計対象範囲」には、合計する値があるセル範囲をを指定します。空の値やテキスト値は無視されます。
「条件範囲1」には、条件による評価の対象となる最初の範囲を指定します。
「条件1」には、「条件範囲1」に適用する条件を指定します。
条件が文字列の場合には、半角の疑問符 (?) または半角のアスタリスク (*)
をワイルドカード文字として使用することもできます。ワイルドカード文字の疑問符 (?) は任意の 1 文字を表し、アスタリスクは任意の文字列 (*)
を表します。
条件をセルに入力している場合には、半角の二重引用符 (")で囲んだワイルドカード文字を「&」によって結合して指定します。
「&」 (アンパサンド)を使えば、比較演算子も結合できます。
「条件範囲2,条件 2, ...」は、ほかにも条件がある場合に指定します。最大 127 組の範囲/条件のペアを指定できます。
SUMIFS関数では、指定した条件をすべて満たすものだけが合計の対象となります。
※SUMIFS関数は、旧バージョンのExcelでは利用できません。
※SUMIFS関数の引数は、SUMIF関数と指定順序が異なります。SUMIFS関数では合計の対象となるセル範囲を第1引数として指定します。