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納品書の明細もVLOOKUP関数で転記したい

 

納品番号に行番号を追加すれば、 それを使って 各明細行の表引きが可能です

表引きには VLOOKUP関数を使います。

あらかじめ表引きの対象となるセル範囲に 名前をつけておくと、 その名前を使って表引きを行えます。


 

@作例では、 納品書の明細部で表引きを行います

A明細行番号を表示するための列を挿入します

VLOOKUP関数では、 指定範囲の左端の列が検索対象となるので、 明細行番号の列は 明細の左側に挿入します。

B画面のようなIF関数式を使って、 納品番号に明細行番号を付加します

作例では、 「納品番号」は納品書ごとに割り当ててあります。

IF関数を使って、 直上の納品番号と比較し、 同じ納品番号なら同じ納品書の 明細ということなので、 1を足して異なる「No.」にします。

納品番号が同じでないなら、 その行から異なる納品書のデータということ になるので、 納品番号に100を掛け、 さらに1を足して明細1行目の「No.」として 使います。

「ユーザー定義」を0にしておくと、 桁の増えた数値全体を表示できます。

C追加した納品書行番号「No.」の列が左端になるように、 明細データ全体を選択し、 「名前ボックス」に適当な名前をつけます

作例では、 「No.」〜「金額」のセル範囲を選択して、 「名前ボックス」で「納品リスト」という名前をつけました。

D画面のような、 セル範囲につけた名前「納品リスト」を「範囲」として指定した VLOOKUP関数式を設定します

「ROW()」は、 行番号を表す関数です。 そこから7を引いて、 納品行番号の数字にしています。

それをセル範囲「納品リスト」で検索し、 該当する「品番」を表示しています。

E同じ行の他のセルにも同様のVLOOKUP関数式を設定します

表引きするデータに応じて、 列番号の数字を変えます。

●テーブル化した表同士の表引きの手順を動画にしました

 

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