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グループ別で順位を求めたい

 

ピボットテーブルを使うと、いろいろな角度で集計を自在に行えます

テーブル化した表は、簡単にピボットテーブルで集計できます。

作成されるピボットテーブルでは、集計対象となるフィールドを配置するだけで、関数式の設定なしに、さまざまな集計を行えます。「計算の種類」を変えるだけで、順位も求められます。

Excel 2013/2010/2007

 

@「テーブルツール」の「デザイン」タブの「ピボットテーブルで集計」を使うと、編集中のテーブルからすぐにピボットテーブルを作ることができます

 

Aテーブルからピボットテーブルを作成する場合は、自動的にテーブル全体がその対象となるので、「OK」をクリックするだけです

Bテーブルの項目列がそれぞれ、ピボットテーブルのフィールドとなります

C集計対象となる項目を「行」や「列」に、集計する値のフィールドを「値」ボックスにドラッグで配置します

「行」や「列」のボックスに複数のフィールドを配置した場合には、それらの上下関係がそのまま集計結果として反映されます。

D順位を求める場合には、集計値を右クリックして、「計算の種類」→「降順での順位」を選びます

E「基準フィールド」を確認して、「OK」をクリックします

階層が上の「雇用形態」別で、各人の順位が表示されます。

F表示された順位を右クリックして、「並べ替え」→「降順」を選ぶと、順に通りの表示になります

「並べ替え」は、元の集計値に対して行われます。

G階層上位の「雇用形態」フィールドは、ドラッグすることでその表示順を変えることができます

H順位とともに、集計値を表示したい場合は、「値」ボックスに同じフィールドをもう一つ配置します

Iグループ化の基準となっていた「雇用形態」を「フィルター」ボックスに移動すれば、全体での順位もすぐに確認できます

「フィルター」ボックスに配置されたフィールドは、「▼」を使えば、データの絞り込みにも利用できます。

 

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