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項目別に集計したい

 

ピボットテーブルを使えば、項目別の集計を簡単に行えます

ピボットテーブルにすると、各列の項目名をフィールドとして配置するだけで、売上などの集計を簡単に行えます。

ABC分析に用いる構成比累計も容易に求められます。

Excel 2013/2010

 

@ピボットテーブルは「挿入」タブから実行します

集計対象の表内のいずれかのセルを選択しておいてから実行します。

A「OK」をクリックします

集計範囲は自動的に選択されます。誤りのある場合は、選択し直します。

ピボットテーブルは、新規ワークシートとして作成できます。

B新規シートが挿入され、そこに空のピボットテーブルが作成されます

C「行」ボックスに項目フィールドを、「値」ボックスに売上などの数値フィールドを配置するだけで、項目ごとの合計値が求められます

D合計値の一つを右クリックすれば、合計値で項目を並べ替えられます

E桁区切りカンマなどの表示の変更は、合計値を右クリックして、「表示形式」を選んで行います

 

F構成比率を求める場合には、同じ数値フィールドを「値」ボックスに追加します

当初は合計値が表示されます。

G追加した数値フィールドを右クリックして、「計算の種類」→「比率の累計」を選ぶと、構成比の累計を求められます

H基準フィールドには、集計対象の項目を指定します

I「分析」タブの「アクティブなフィールド」を使うと、集計項目の名前を変えられます

 

J項目別の集計ができあがりました

構成比累計も求められたので、このままパレート図も作成できます。

 

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