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所定の休憩時間を引いた、 実働時間を求めたい

 

勤務時間が整数なら、 CHOOSE関数で数式を簡略化できます

勤務時間は、 退勤時刻から出勤時刻を引いて求めます。

その結果が整数に限定されているなら、 CHOOSE関数を使って、 あらかじめ計算しておいた実働時間を表示できます。


 

 

@CHOOSE関数は「インデックス」として設定した数式の結果が0の場合にエラーとなるので、それを想定したIFERROR関数を使います

IFERROR関数を使うと、「値」として設定した数式がエラーになったとき、「エラーの場合の値」を表示させることができます。エラーが想定される場合に便利な関数です。

 

A「値」として、CHOOSE関数式を設定します

 

BCHOOSE関数の「インデックス」に数式を設定すると、その結果に応じた値を表示させることができます

CHOOSE関数を使うと、1以上の各整数に対応する値を設定できます。退勤時刻から出勤時刻を引いた勤務時間に応じて、所定の休憩時間を引いた値を、それぞれ「値」として指定することができます。

CHOOSE関数では、「インデックス」が0のときにエラーとなります。IFERROR関数を使うと、その際の値を「エラーの場合の値」として用意しておけます。

C「インデックス」の値1〜9に対応する、値1〜値9を用意します

作例では、6時間勤務までは休憩なし、7〜8時間勤務では0.75時間(45分)の休憩、9時間勤務では1時間の休憩を想定しています。

DCHOOSE関数の「インデックス」が0のときにはエラーとなるので、「エラーの場合の値」として0を用意しておきます

 

E数式を完成させると、左のような結果となります

 

F0を非表示にしたいときには、左のような表示形式をユーザー定義します

表示形式は、セル値が

正の場合;負の場合;0の場合

に応じてセミコロン(;)をはさみながらユーザー定義することができます。

値が0の場合として、#を指定すると、0は非表示になります。

Gユーザー定義した表示形式を適用すると、左図のように、0が非表示となり、1以上の値のみが表示されるようになります

   
   
   
   
   
   

   

   
 

 

●4列単位で塗り分ける条件付き書式の、 条件式の考え方を動画で解説します

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