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ふりがなの登録されていない「名前」をチェックしたい

 

ふりがなの文字コードを確認することで、 ふりがなの有無をチェックできます

PHONETIC関数を使うと、「名前」に登録されているふりがなを表示することができます。

ふりがなを持たない「名前」の場合には、「名前」そのものが表示されるので、その文字コードを調べて、正しいふりがなかどうかを知ることができます。

文字コードは、CODE関数で調べることができます。


 

 

@PHONETIC関数を使うと、名前などに登録されているふりがなを、別セルに表示することができます

ふりがなを持たない文字列を対象にした場合には、その文字列がそのまま表示されることになります。 

 

APHONETIC関数で取り出したふりがなの一文字目の文字コードをCODE関数で調べて、それが正しいふりがなかどうかを確認します

9587は、全角の「ン」の文字コードです。ふりがなとして使われるひらがなや半角カタカナは、これ以前の文字コードに該当します。すなわち、9587以下のコードの文字であるなら、それはふりがなである可能性が高くなります。

作例のような論理式にすると、ふりがなの一文字目の文字コードが9587以下であるときにTRUE(真)となり、そうでないときにはFALSE(偽)が表示されるようになります。

 

Bこの論理式の比較演算子を調整したものを、条件付き書式として使います

9587超のコードがふりがなとして抽出されたときにTRUE(真)となるよう条件式を修正すると、「名前」そのものがふりがなとして抽出されたときにだけ指定書式が適用されるようになります。

Cこの条件付き書式は、ふりがなを非表示にしても有効です

 

   
   
   
   
   
   
   
   

   

   

   

 

●「名前」の右隣のセルのふりがなを、 「名前」のふりがなとして登録するマクロを作る動画です

マクロの記録を使って、 個人用マクロブックを生成し、 そこで「ふりがな登録」マクロを完成させます。

段階的に作っていき、 最終的に、 選択中の「名前」すべてに、 右隣のセルのふりがなをまとめて登録できるマクロにします。

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