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深夜時間を求めたい

 

深夜時間への区切りとなる22時を "22:00"という形で指定して演算し、 24(時間)を乗算して○.○時間で表示します

ただし、退勤時刻が22時前の日だと、 その結果はマイナスの時間数になってしまいます。

これを避けるには、 MAX関数を使います。

MAX関数は、引数リストに含まれる数値の中から、最大のものを返します。

この引数リストに、0を加えておくと、 マイナスの時間数が計算されるときには0が表示されるようになります。

この0は、表示形式で非表示にすることができます。


Excel 2016/2013

 

@時刻を指定しての演算は、 その時刻を""で囲んで行えます

Aその計算結果に24(時間)を乗算すると、 ○.○時間になります

Bしかし、この数式だけでは、 深夜まで残業していない日には、 マイナスの時間数が表示されてしまいます

Cそこで、 MAX関数を使って、 その引数として、 深夜時間の計算式と0を指定します

すると、 マイナスの時間数の代わりに0が表示されるようになります。

Dこの0は、 表示形式で、 「ゼロの表示形式」として#を追加すれば、 非表示にできます

E表示形式を変更した数式を他のセルにコピーすれば、 深夜時間の生じた日だけその時間数が表示されるようになります

●勤務時間や残業時間、深夜時間など、 時間計算の基本を解説する動画です

 

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