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計算結果の0を表示したくない

 

ユーザー定義の表示形式で、「ゼロの値」として、桁プレースホルダの「#」を指定すれば、0が表示されなくなります

ユーザー定義の表示形式は、セミコロン(;)で区切った、最大 4 つのセクションで構成されます。

この4つのセクションは、「正の値」と「負の値」、「ゼロの値」、「テキスト」という順序で定義しますが、すべてのコード セクションを含める必要はありません。

1つだけなら、すべての値に対してその表示形式が適用されます。

2つの場合には、最初のセクションが「正の値」と「ゼロの値」に使われ、2 番目のセクションが「負の値」に適用されます。

数値や通貨の表示形式の場合には、3つあれば十分です。3つ目のセクションが、「ゼロの値」の場合に使われます。

桁プレースホルダの「#」は、数値に適用される1〜3番目のセクションで使います。
入力した数値の桁数が、小数点のいずれの側でも表示形式の「#」の数より少ない場合は、 0が表示されません。たとえば、ユーザー定義の表示形式が #.## の場合、セル値が「8.9」なら、「8.90」ではなく「8.9」と表示されます。1の位に指定した場合には、セル値が0の場合に、何も表示されなくなります。

 

 

Excel 2010/2007の場合

Excel 2003/2002の場合

@選択したセル範囲を右クリックして、「セルの書式設定」を選びます

A「分類」から「ユーザー定義」を選びます

現在適用されている表示形式のコードが、「種類」欄に表示されます。

B末尾に「ゼロの値」の表示形式となる「;#」を追加して、「OK」ボタンをクリックします

数値や通貨の場合には、あらかじめ2つのセクションが設定されています。その末尾に「;#」を追加すると、3つ目のセクションとなり、「ゼロの値」の表示形式として適用されます。

Cセル値の0が表示されなくなります

 

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