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実績が目標に達したかどうかを確認したい

 

比較演算子を使った論理式で、 実績が目標以上となったかどうかを確認できます

次のような比較演算子は、 通常の数式における算術演算子の代わりに使うことができます。

比較演算子 使用例 意味
=A1<B1 A1セルの値が、B1セルの値よりも小さいか否かを確認する
<= =A1<=B1 A1セルの値が、B1セルの値以下か否かを確認する
=A1>B1 A1セルの値が、B1セルの値よりもお大きいか否か確認する
>= =A1>=B1 A1セルの値が、B1セルの値以上か否かを確認する
=A1=B1 A1セルの値と、B1セルの値が、一致するか否かを確認する
<> =A1<>B1 A1セルの値と、B1セルの値が、一致しないか否かを確認する

比較演算子を使った数式の結果は二者択一で、数式が正しければTRUE(真)となり、誤りであればFALSE(偽)となります。

=実績>=目標

という数式を設定すれば、実績が目標以上となったときにTRUEが表示され、実績が目標以上でないとき、すなわち実績が目標未満だったときにはFALSEが数式の結果として表示されることになります。


 

 

@比較演算子を使って、実績と目標を比較する数式を設定します

作例では、5月と6月にも同様の数式を設定するので、コピーして利用できるように、目標セルを行番号のみを絶対指定にした複合参照にしています。

行番号のみを絶対指定にするときには、セル指定の際に、F4キーを2度押します。

 

A比較演算子を使った数式の結果は、TRUE(真)かFALSE(偽)となります

B目標セルの指定を、行番号を固定した複合参照にしてあるので、数式を同列でコピーして使えます

C同じ数式を他の月にもコピーします

 

   
   
   
   
   
   
   
   

   

   

   

●論理式と、その演算方法を解説する動画です

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