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他のシートのデータを転記して使いたい

 

あらかじめデータ範囲に適当な名前をつけておけば、配列数式で簡単にできます

同じブックの中でも、リンク貼り付けによる転記は有効です。

しかし、転記する機会の多いデータなら、あらかじめ適当な名前をつけておくと便利です。

名前付きのデータであれば、シートを切り替えることなく、配列数式で簡単に転記できます。

 

Excel 2010/2007/2003/2002共通

 

@転記するデータの範囲を選択しておいてから、「名前ボックス」をクリックします

 

A適当な名前を入力して、Enterキーで確定します

これで、選択中のセル範囲に名前が付きました。

B転記先のセル範囲を選択します

転記するデータに名前が付いていれば、これ以降の手順だけで転記を行えます。

C半角の「=」を入力します

DF3キーを押して「名前の貼り付け」ダイアログボックスを表示し、転記するデータの名前を選択して、「OK」ボタンをクリックします

 

E選択した名前が、数式に追加されます

 

FCtrl+Shift+Enterキーを押すと、選択中のセル範囲に配列数式が設定され、名前付きのデータが転記されます

この配列数式を設定したセル範囲には、名前付きのデータの内容や並びなどが、そのまま反映されます。

 

 

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