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5段階評価を点数に置き換えたい

 

対象が1から順に並ぶ整数なら、CHOOSE関数を使えます

特定の値に応じて、任意の値を表示する場合は、IF関数を使うのが一般的ですが、対象が1から順に並ぶ整数の場合には、CHOOSE関数を使ったほうが数式をシンプルにできます。

CHOOSE関数は、次のような書式で使います。

CHOOSE(インデックス, 値 1, [値 2], ...)

インデックス: 1 〜 254 の整数が表示されるセル番地を指定します。

値 1:インデックスが1のときに表示する値を指定します。

値 2:インデックスが2のときに表示する値を指定します。以降、想定されるインデックスに応じて、必要な数の値をカンマで区切りながら指定します。

Excel 2013/2010/2007

 

@「=ch」と入力して、CHOOSE関数を選びます

Aインデックスとなる整数が表示されるセル番地を指定します

B半角のカンマをはさみながら、インデックスの1から順に相当する値を指定します

作例の場合には、5段階評価がインデックスとなるので、5つの値を指定します。左から順にインデックスの1〜5に対応します。

作例では、5段階評価には、次のような点数を割り当てます。

5段階評価 割り当てられている点数
1 4
2 6
3 8
4 10
5 14

CCHOOSE関数式を完成させると、インデックスのセル番地の値に応じて、該当値が表示されるようになります

Dフィルハンドルをドラッグして、CHOOSE関数式をコピーすれば、5段階評価に応じて、割り当てられている評価点が表示されるようになります

 

 

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