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シート名の一覧を更新したい

 

以前のシート名の一覧を削除してから、 あらためてシート名の一覧を表示するようにします

次のようなコードを挿入して、以前のシート名の一覧を削除します。

If WorksheetExists("index") Then
 Sheets("index").Range("A1:A" & Rows.Count).ClearContents
End If

使っているWorksheetExists関数は、名前が「index」のワークシートが存在するかどうかを確認するためのオリジナルの関数です。誤って、編集中のシートの一部をクリアしてしまわないように、シート名の一覧を表示するシートを「index」に限定しています。


 

 

@前号で作った、シート名の一覧を表示するマクロに手を加えて使います

まず、WorksheetExists関数を定義します。

WorksheetExists関数は、引数で指定された名前のワークシートが存在するかどうかを確認するものです。

ワークシートが存在する場合はTrueを返し、存在しない場合はFalseを返します。

 

AWorksheetExists関数の本体では、エラーを無視してワークシートが存在するかどうかを確認するために、「On Error Resume Next」というステートメントを使います

「On Error GoTo 0」は、エラー処理を終了し、エラーが発生した場合に通常のエラーメッセージが表示されるようにするためのVBAステートメントです。

「On Error Resume Next」と組み合わせて使用されることが多く、エラー処理を一時的に無効にするために「On Error Resume Next」を使用し、エラー処理を再開する前に「On Error GoTo 0」を使用します。

「On Error GoTo 0」は、プログラムが実行されると常に実行されるため、エラー処理を使用する場合には常にコードの最後に記述されます。

Bそれから、Worksheetsオブジェクトを使用して、指定されたワークシートの名前を取得し、Nameプロパティを使用して、ワークシート名が空でないかどうかを確認します

WorksheetExists変数にTrueまたはFalseの値が割り当てられ、関数が終了します。

If WorksheetExists("index") Then

End If

このIf文をListSheetNamesマクロに挿入して、WorksheetExists関数による「index」シートが存在するかどうかの確認を行います。

C存在する場合、「index」シートのA列の内容をクリアします

これにより、以前のシート名の一覧が削除されます。

その後、従来のコードのループで、ws.Nameプロパティを使用して現在のシートの名前を取得し、Rangeオブジェクトを使用して、名前を表示するセルのアドレスを計算し ながら、セルにシート名を挿入していきます

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   

   

   
 

 

●「右クリックされたセルの値に基づいて、ワークシートをアクティブにする」マクロを作る動画です

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