商品コードが空欄のとき、 商品名や単価の欄にエラー値を表示させたくない

IFERROR関数を使えば、エラー値を表示させないようにできます

VLOOKUP関数式は、無効な「検索値」の場合には、該当するデータが存在しない旨を告げるエラー値「#N/A」を表示します。商品コードが空欄の場合には、「検索値」としてからの値が指定されることから、該当するデータが存在しないので、エラー値「#N/A」が表示されてしまいます。

これを回避するには、IFERROR関数をVLOOKUP関数と組み合わせて使います。

IFERROR関数の書式は次のようになります。

IFERROR(値, エラーの場合の値)

値：エラーが表示される可能性のある数式を指定します。

エラーの場合の値：「値」がエラー値となったときに表示する値などを指定します。「""」を指定すれば、セルには何も表示されなくなります。

IFERROR関数で対処できるエラーは、#N/A、#VALUE!、#REF!、#DIV/0!、#NUM!、#NAME?、#NULL! です。

�@「検索値」として指定したセルが空の場合には、エラー値「#N/A」が表示されてしまいます

�AVLOOKUP関数式の直前に、半角で「if」と入力します

IFERROR関数が候補として表示されるので、↓キーでそれを選択して、Tabキーを押します。

�BIFERROR関数が挿入され、その書式がガイド表示されます

�C数式バーに表示されている数式の末尾をクリックして、半角のカンマを挟み、「エラーの場合の値」として「""」を入力します

�D半角の閉じ括弧を入力して、Enterキーで数式を完成させます

エラー値が表示されなくなります。

�E「単価」を表引きする数式も、IFERROR関数を使うことで、エラー値が表示されなくなります

�FIFERROR関数は、VLOOKUP関数でなくても、エラー値を表示するほとんどの数式で有効です

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