エクセル実践塾 > エクセル実践塾2010

同じ値が連続するセル範囲を強調したい

 

上のセルとの比較、そして下のセルとの比較を行い、いずれかの条件式がTRUEの場合、同じ値が連続するセル範囲の1つだと判断できます

条件式を2つ用いて、いずれかの条件式がTRUEのときにTRUEと判断したいときにはOR関数を使います。

OR関数の書式は次のようになります。

OR(論理式1, [論理式2], ...)

「論理式」には、結果がTRUEもしくはFALSEとなる条件式を指定します。

 

 

Excel 2010/2007の場合 | Excel 2003/2002の場合

 

@条件付き書式を設定するセル範囲を選択してから、「ホーム」タブの「条件付き書式」ボタンをクリックします

 

A「新しいルール」を選びます

 

B「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選び、数式欄に半角で「=or(」と入力します

条件付き書式の数式入力では、数式オートコンプリートは発動しません。

 

C対象とするセルと、その上のセルを比較する条件式を、列番号のみの絶対指定で入力します

セルを指定した後、F4キーを2度押せば、列番号のみの絶対指定になります。

 

D半角のカンマをはさんで、今度は対象とするセルと、その下のセルを比較する条件式を、列番号のみの絶対指定で入力し、閉じ括弧でOR関数式を完成させます

 

E「書式」ボタンで適当な書式を設定して、「OK」ボタンをクリックします

 

 

F同じ値の連続するセル範囲にだけ、指定した書式が適用されます

 

 

関連する他のページ

受注番号の重複する行を取り除きたい
Excel 2007では、[重複の削除]機能で、重複データを含む行の削除が可能です

40時間以上のセルは赤色で塗りつぶしたい
条件付き書式は、追加設定できます

土曜日と日曜日の行を色分けしたい
条件付き書式を使えば、自動的な色分けが可能です

40以上と30以上、それ以外のセルを明確に分けたい
アイコンセットを割り当てることで、明確にセルを分類できます

条件付き書式で塗りつぶした色を、別の色に塗り替えたい@
塗り替えたいセルの条件付き書式をクリアすれば、任意の色で塗りつぶせるようになります

条件付き書式で塗りつぶした色を、別の色に塗り替えたいA
条件付き書式で設定されているもの以外の書式であれば、通常の書式設定が効きます

条件付き書式で塗りつぶした色を、別の色に塗り替えたいB
書式にこだわらず、文字で表すのも一つの方法です

条件付き書式で塗りつぶした色を、別の色に塗り替えたいC
新たな条件付き書式で塗り替えることができます

月別で回答数の一番多いセルに色をつけたい
条件付き書式を使えば、MAX関数の結果と照らし合わせることで、最大値のセルに色を付けられます

20時間以上のセルを黄色で塗りつぶしたい
セルの値を対象とする、条件付き書式を用います

残業時間の多少を色で区別したい
カラースケールを使えば、数値の多少を簡単に色分けできます

特集「条件付き書式」
特に要望の多い「条件付き書式」について解説します...

受注番号の重複する行を非表示にしたい
フィルタオプションで重複するレコードを無視すれば、重複しない行だけの表示できます

一部のシートを、第三者の目から隠したい
シートの非表示を行い、ブック全体をパスワードで保護すれば、第三者が非表示シートを見ることはできません