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参照元セルが空欄のときには、 参照先セルも空欄にしたい

 

IF関数を使って、 条件を空欄にします

参照元セルが空欄であることを条件にする、 IF関数を使います。

空欄だったときには空欄にし、 空欄でなかったときには参照式を適用します。


 

@参照式を数式バーで選択して、 Ctrl+Cでコピーします

複数のセルを選択しておくと、 まとめて同じ数式を設定できます。

AIF関数を追加します

B参照式に「=""」を追加して、 参照先が空欄であることを条件にします

C「値が真の場合」には、 ""(空欄)にします

D「値が偽の場合」に、 Ctrl+Vで、 さきほどコピーしておいた参照式を貼り付けます

あらかじめ複数のセルを選択したときには、 Ctrl+Enterで確定すると、 編集した数式を選択中のセルすべてに設定できます。

E同様にして、 もう一方のセル参照式にも、 IF関数を追加します

F参照式を誤って編集しないように、 編集可能なセルを限定することもできます

編集可能のままにするセルをすべて選択して、 「セルの書式設定」で「ロック」を解除します。

※当初、 ロックはすべてのセルに設定されています (ロックは保護を有効にしてはじめて働きます)。

G「校閲」→「シートの保護」をクリックして、 ロック設定を有効にします

ロックを解除するときは、 もう一度「校閲」→「シート保護の解除」をクリックします。

●総当たりの対戦表を作る動画です

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