IF関数式を使えば、「○」を8と置き換えて計算できます
    置き換えた結果は別のセルに表示されます。それを使って計算して、不要なセルは非表示にし、計算結果だけを隣接セルに表示できるようにします。
    @IF関数式を設定します。
    IF関数式は、次のような書式で設定します。
    IF(論理式,真の場合,偽の場合) 
    「論理式」として指定した条件が正しいときに、「真の場合」の値を、誤っているときに「偽の場合」の値を表示します。
    
    今回の事例では、「○」を8に置き換えるので、「A2="○"」を「論理式」として、A2セルに○が入力されている場合に「8」を、そうでない場合にA2セルの値をそのまま表示させるようにします。
    
    
    
    A「論理式」の対象となっているA2セルに「○」が入力されているので、IF関数式を設定したセルに「8」が表示されます。
    
    
    
    B設定したIF関数式はコピーして使うことができます。
    
    関数式中のセル指定を相対番地で行っているので、コピー先のセル番地に応じて、対象セルの番地が変わります。
    
    
    
    CIF関数式で置き換えられた数値を使って、計算式を設定します。
    
    
    
    DIF関数式を含む列を非表示にします。
    
    列番号をドラッグすると、列を選択できます。
    
    選択した列を右クリックして、表示されるショートカットメニューから[非表示]を選ぶと、選択した列が表示されなくなります。
    
    
    
    E「○」を含む計算式の左隣のセルに、計算結果が表示されます。
    
    
    
    F計算結果の表示されているセルを選択すると、隣接するセルが計算対象となっていないことがわかります。
    
    気になる場合には、[表示]タブの[数式バー]をクリックして、そのチェックマークを外します。
    
    
    ※旧バージョンのエクセルでは、[表示]メニューの[数式バー]をクリックして、そのチェックマークを外すと、数式バーを非表示にできます。
    
    
    
    G数式バーが非表示になったことで、計算結果の不自然さがなくなります。
    
    
    
    H「○」の代わりに数値を入力すると、その変更が計算結果にも反映されます。
    
    
    
    I非表示の列の両隣の列を含めて選択し、右クリックのメニューから[再表示]を選ぶと、非表示の列を再び表示させられます。
    
    