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休日の早出時間の計算を無効にしたい

 

IF関数を使えば、 計算式に空セルが含まれるときなど、 計算結果を別の値に置き換えることができます

空のセルは、 数値や時刻の計算では0として扱われます。

そのために、早出時間の計算などでは、 意図しない結果となる場合があります。

これを無効にしたいときには、 IF関数を使います。


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@作例のような早出時間の計算では、 出勤時刻が未入力のときに意図しない結果が表示されてしまいます

AIF関数を使うと、 一定の条件下での計算結果を無効にすることができます

B等しくないことを表す<>と、 セルが空であることを示す""を組み合わせて、 指定セルが空でないことをIF関数の条件にします

Cセルが空でないときには早出時間の計算結果を、 セルが空のときには0を表示するような、 IF関数式にします

DIF関数式を確定すると、 休日の早出時間が0になります

作例では、 0を非表示にする表示形式にしてあるので、 0は表示されません。

※Ctrl+Enterで数式を確定すると、 選択中のセル範囲すべてに同じ計算式をまとめて設定できます。

●基本的な時刻計算の手順を動画にしました

勤務時間の計算から、 所定労働時間の求め方、 さらに早出時間、残業時間、深夜時間を求める計算まで、 一連の基本的な時刻計算の手順を動画にしました。

計算結果が0になるものや、 出勤していない日の計算結果の非表示方法の解説も含みます。

 

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