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都道府県ごとの人数を知りたい

 

COUNTIF関数を使います

COUNTIF関数を使うと、指定条件に該当するデータの件数を知ることができます。

セルに入力されている文字列を条件として使うこともできるので、あらかじめ都道府県の一覧を用意しておきます。それが含まれるデータを条件とするときには、不特定の文字列を意味する「*」(ワイルドカード文字)を条件に加えます。

Excel 2016/2013/2010/2007

 

@都道府県の一覧を用意してから、その隣のセルに「=coun」と入力し、「COUNTIF」を選んでTabキーを押します

A「=COUNTIF(」と入力されたら、「住所」列のデータ範囲を指定します

「住所」を含む表がテーブル化されていれば、項目名の上部をクリックするだけで、そのデータ範囲を作例のような形式で指定できます。

B半角のカンマをはさんで、都道府県名の入力されているセルをクリックで指定します

 

C「&"*"」を追加します

※「*」は、不特定多数の文字列を意味するワイルドカード文字です。

D半角の閉じ括弧を入力して、EnterキーでCOUNTIF関数式を完成させると、指定した都道府県名を含む「住所」の数が表示されます

ECOUNTIF関数式をコピーすれば、他の都道府県名を含むデータの数もわかります

 

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