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文字列を含む時刻計算でエラー表示させたくない

 

IFERROR関数を使うと、エラー値を任意の文字列に置き換えることができます

エラー値の表示を回避したいときに、IFERROR関数が便利です。

IFERROR関数の書式は、次のようになります。

IFERROR(数式, エラーの場合の値)

数式:エラーが表示される可能性のある数式を指定します。

エラーの場合の値:「数式」がエラー値となったときに表示する値などを指定します。

IFERROR関数で対処できるエラーは、#N/A、#VALUE!、#REF!、#DIV/0!、#NUM!、#NAME?、#NULL! です。

Excel 2013/2010/2007

 

@実労働時間を求める場合など、時刻間の計算は通常の数値と同様に行えます

 

Aエラーも同様で、文字列が含まれていると、左の画面のようなエラー値が表示されてしまいます

Bこのエラー値の表示の回避には、IFERROR関数の利用が便利です

 

C「エラーの場合の値」に文字列を指定するときには""を使います

 

Dエラーにならない計算の場合には、その値がそのまま表示されます

 

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