直前の累計に構成比を加える計算式でも、SUM関数が役に立ちます
SUM関数は、引数が数値でない場合には無視されます。この使用を利用すれば、直前の累計に構成比を足す計算式で、構成比累計を求めることもできます。
@構成比累計の先頭セルを選択して、[ホーム]タブの[合計]ボタンをクリックします。
A直前のセルをクリックして、SUM関数の引数として指定します。
作例のように、それが項目名の入力されているセルでも問題ありません。
SUM関数式の集計範囲には、セル範囲でなく、1個のセルでも指定できます。
B数式バーをクリックして、足し算の算術子である半角の「+」を末尾に入力します。
C構成比のセルをクリックします。
D[Enter]キーを押して、計算式を確定すると、構成比のセルの値がそのまま表示されます。
E設定した計算式を、構成比累計の他のセルにフィルコピーします。
SUM関数で常に直前の累計値を参照し、それに構成比を加えているので、順に構成比累計が求められます。
※ちなみに、SUM関数を使わず、そのまま項目名のセルを参照した場合には、下の画面のようにエラーとなります。