COUNTIFは、セル範囲の中から、単一の検索条件に一致するセルの個数を返す関数です。2つ以上の検索条件を使い、その両方に合致するセルの個数を求める場合には、COUNTIF関数式を「-」で結びます。
「範囲」には、対象となるセル範囲を指定します。
「検索条件1」と「検索条件2」には、AND条件そのものを指定するわけではありません。「検索条件1」に合致する個数の中から、「検索条件2」に合致するものが取り除かれることになるので、求めたいAND条件になるように「検索条件2」にはその反対の条件を指定します。
たとえば、4以上で8未満の数値の個数を求めるなら、 まず、4以上の数値の個数を、「検索条件1」によるCOUNTIF関数で求めます。 それから、「検索条件2」によるCOUNTIF関数で、8以上の数値の個数を求め、それを1つめのCOUNTIF関数の結果から引きます。 そうすることで、結果的に4以上で8未満の数値の個数が求められます。
正しく入力されていれば、COUNTIF関数の引数を示す吹き出しが表示されます。
条件式は、半角の二重引用符 (") で囲んで指定します。
4以上の数値に絞り込みたいので、「検索条件2」は「4未満」という条件式にします。1つめのCOUNTIF関数で7以下の数値の個数が求められているので、そこから4未満の数値の個数を引けば、結果的に7〜4の数値の個数が求められます。
COUNTIF関数式を設定したセルに、7〜4に該当する数値の個数が表示されます。
特定の値以上のセルの個数を常に確認したい COUNTIF関数を使えば、条件に合致するセルの個数を表示できます
正もしくは負の数値だけを平均したい AVERAGEIF関数を使えば、正の数値だけの平均や、負の数値だけの平均を求めることは、難しくありません
複数のシートのデータを串刺し計算したい 同じセル番地に入力されているデータであれば、複数の連続するシートのデータを串刺し計算できます
月〜金曜日の売上の平均を求めたい WEEKDAY関数による結果を条件として、SUMIF関数での集計結果を、COUNTIF関数で調べた個数で割れば、曜日を限定して平均を求めることができます
特定のデータが入力されているセルの数を知りたい COUNTIF関数を使えば、指定データの入力されているセルの数がわかります
データの入力されていないセルの数を知りたい COUNTIF関数で、「検索条件」として「""」を指定すれば、データの入力されていないセルの数がわかります
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