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加算(足し算)の結果としてのエラーを表示したくない

 

演算子「+」の代わりにSUM関数を使えば、IFERROR関数などによる空白セルが含まれていてもエラーとなりません

数式の結果による空白セルが対象に含まれている場合には、演算子「+」を使った加算(足し算)はエラーとなります。数式も何も入力されていない真の空白セルは0扱いされますが、数式の結果としての空白セルは数値でないからです。

SUM関数を使うと、対象にそうした空白セルが含まれていても、無視され て計算が行われます。

 

Excel 2010/2007

 

@演算子「+」を使った加算(足し算)では、数式の結果による空白セルが対象に含まれている場合にはエラーとなります

 

 

 

ASUM関数式に置き換えるセルすべてを選択します

 

 

B半角で「=sum」と入力し、関数の一覧から「SUM」を選びます

CTabキーを押して、選んだ関数を入力します

 

D加算するセルを選択します

SUM関数は、加算するセルが2つでも引数として指定できます。

EF4キーを3度押して、列番号のみを絶対指定にします

F半角の閉じ括弧を入力して、SUM関数式を完成します

GCtrl+Enterキーで、選択中のセルすべてにSUM関数式を設定します

エラー値「#VALUE!」が表示されていたセルに、加算(足し算)の結果が表示されます。

 

 

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