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男女別で回答数を求めたい

 

COUNTIF関数を使えば、セル範囲に含まれるデータの数を調べることができます

COUNTIFは、セル範囲の中から、単一の検索条件に一致するセルの個数を返す関数です。

このCOUNTIF関数は、次のような書式で使います。

COUNTIF(範囲, 検索条件)

「範囲」には、対象となるセル範囲を指定します。

「検索条件」には、文字列や数値、またはそれらが入力されているセル番地を指定します。条件式を設定することもできます。文字列や数値、条件式は、半角の二重引用符 (") で囲んで指定します。

 

 

Excel 2010/2007の場合

Excel 2003/2002の場合

@A列に入力されている「性別」のデータの中から、「男性」の数を求めます

A「=COUNTIF(」と、半角で入力します

正しく入力されていれば、COUNTIF関数の引数を示す吹き出しが表示されます。

B「A」列番号をクリックして、A列全体を「範囲」として指定します

C引数の区切りを表す、半角のカンマ(,)を入力します

D「検索条件」として、「男性」と入力してあるセルをクリックで指定します

セル番地を使うのではなく、「検索条件」として直に指定する場合には、半角の二重引用符 (") で囲んで、「"男性"」というように指定します。

E半角の閉じ括弧())を入力して、COUNTIF関数式を完成します

FEnterキーを押して、COUNTIF関数式を確定します

COUNTIF関数式を設定したセルに、「男性」のデータ個数が表示されます。

 

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