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Aを3点、Bを2点、Cを1点として、合計点を求めたい

 

文字コードを使って演算する方法があります

AやB、Cなどの文字には文字コードと呼ばれる数値が割り当てられています。

この文字コードは、 CODE関数を使えば確認できます。

このCODE関数は、次のような書式で使います。

CODE(文字列)

「文字列」には、それが入力されているセルを指定できます。

表示されるのは、対象となる文字列の先頭1文字目の文字コードです。


 

@作例では、ABCの3段階評価の合計を数値で表します

ACODE関数を使うと、 たとえばAなら65, Bなら66の文字コードで表せます

BAの文字コードを4倍して、さらにAが4つの場合の12を加えます

文字コードを減算しながら合計点を求めるので、 あらかじめ最大値であるAの文字コード4つ分を計算します。

Aが4つの場合には満点の12になるので、 あらかじめそれを加えておきます。

C4つのセルに入力されているABC評価の文字コードを順に減算します

文字コードはABCの順に大きくなります。

Aが4つの場合には、 最初に加えたA4つ分の文字コードが相殺されて、 満点の12になります。

Cの文字コードはAよりも2大きいので、 それを減算すれば、 満点から2ずつ引かれることになります。

D数式をコピーすれば、 4つのABC評価に応じて、 合計点が表示されます

●点数をABCの3段階評価する手順を動画にしました

 

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