選択したセル範囲のデータを、一列にまとめたい

10行程度のマクロでも行えます選択したセル範囲のデータを一列にまとめる機能は、Excelに用意されていませんが、次のような10行程度のマクロで行うことは可能です。このマクロを実行すると、選択中のセル範囲のデータを、A2セルを基点として1列にまとめます。出力先のセルをそのまま使う場合には、結合用の列としてA列を空けておく必要があります。
Sub FlattenColumns() 　Dim rng As Range 　Dim cell As Range 　Dim flattenRange As Range 　Dim destCell As Range 　　' 選択された範囲を取得　Set rng = Selection 　　' 出力先のセルを指定　Set destCell = Range("A2") 　　' 出力先のセル範囲を初期化　Set flattenRange = destCell 　　' 選択範囲内の列を1列に並べる　For Each cell In rng.Columns 　　flattenRange.Resize(cell.Rows.Count, 1).value = cell.value 　　Set flattenRange = flattenRange.Offset(cell.Rows.Count, 0) 　Next cell End Sub

	①「開発」タブの「マクロの記録」を使って、マクロの作成を始められます
	②「マクロ名」と「マクロの保存先」、「説明」を指定します
	③すぐに「記録終了」をクリックして、「Visual Basic」を実行します
	④「マクロの記録」で作成したマクロは、保存先の末尾モジュールに自動的に登録されますそれを開いて、左図のようなコードを挿入します。
Dim rng As Range 　Dim cell As Range 　Dim flattenRange As Range 　Dim destCell As Range	変数の宣言を行っています。 rng As Range 選択された範囲を格納するための Range オブジェクトです。 cell As Range ループ内で使用される Range オブジェクトです。 flattenRange As Range 出力先のセルを指定する Range オブジェクトです。 destCell As Range 出力先のセルを格納する Range オブジェクトです。
' 選択された範囲を取得　Set rng = Selection	選択されているセル範囲を rng 変数に代入します。
' 出力先のセルを指定　Set destCell = Range("A2")	出力先のセルを A2 セルに設定します。このセル番地を変更すれば、出力先を変えることができます。
' 出力先のセル範囲を初期化　Set flattenRange = destCell	flattenRange変数をdestCellで初期化します。これにより、出力先のセルを管理するための変数が設定されます。
' 選択範囲内の列を1列に並べる　For Each cell In rng.Columns	選択された範囲内の各列に対して処理を行います。 For Each ... In ... 指定されたコレクション内の各要素に対して反復処理を行います。 rng.Columns 選択された範囲内の各列を表す Range オブジェクトのコレクションです。
flattenRange.Resize(cell.Rows.Count, 1).value = cell.value	各列の値を出力先のセル範囲に配置します。 flattenRange.Resize(cell.Rows.Count, 1) 出力先のセル範囲を cell の行数と1列にリサイズします。 .Value = cell.Value cell の値を出力先のセル範囲に代入します。
Set flattenRange = flattenRange.Offset(cell.Rows.Count, 0)	flattenRange を次の列の開始位置に移動します。 flattenRange.Offset(cell.Rows.Count, 0) flattenRange を cell の行数だけ下方向に移動します。
Next cell	選択された範囲内の列すべての処理が終わるまで、For Eachからの処理を繰り返します。
	⑤一列にまとめたいデータを選択してから、マクロを実行します
	⑥A2セルを基点にして、選択でデータが一列にまとめられます













	●選択中のセル範囲のデータを、1列にまとめるマクロを作る動画です

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選択したセル範囲のデータを、一列にまとめたい

10行程度のマクロでも行えます

Sub FlattenColumns()

Dim rng As Range

Dim cell As Range

Dim flattenRange As Range

Dim destCell As Range

' 選択された範囲を取得

Set rng = Selection

' 出力先のセルを指定

Set destCell = Range("A2")

' 出力先のセル範囲を初期化

Set flattenRange = destCell

' 選択範囲内の列を1列に並べる

For Each cell In rng.Columns

flattenRange.Resize(cell.Rows.Count, 1).value = cell.value

Set flattenRange = flattenRange.Offset(cell.Rows.Count, 0)

Next cell

End Sub

①「開発」タブの「マクロの記録」を使って、マクロの作成を始められます

②「マクロ名」と「マクロの保存先」、「説明」を指定します

③すぐに「記録終了」をクリックして、「Visual Basic」を実行します

④「マクロの記録」で作成したマクロは、保存先の末尾モジュールに自動的に登録されます

Dim rng As Range

Dim cell As Range

Dim flattenRange As Range

Dim destCell As Range

rng As Range

cell As Range

flattenRange As Range

destCell As Range

' 選択された範囲を取得

Set rng = Selection

' 出力先のセルを指定

Set destCell = Range("A2")

' 出力先のセル範囲を初期化

Set flattenRange = destCell

' 選択範囲内の列を1列に並べる

For Each cell In rng.Columns

For Each ... In ...

rng.Columns

flattenRange.Resize(cell.Rows.Count, 1).value = cell.value

flattenRange.Resize(cell.Rows.Count, 1)

.Value = cell.Value

Set flattenRange = flattenRange.Offset(cell.Rows.Count, 0)

flattenRange.Offset(cell.Rows.Count, 0)

Next cell

⑤一列にまとめたいデータを選択してから、マクロを実行します

⑥A2セルを基点にして、選択でデータが一列にまとめられます

●選択中のセル範囲のデータを、1列にまとめるマクロを作る動画です

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　Dim rng As Range

　Dim cell As Range

　Dim flattenRange As Range

　Dim destCell As Range

　' 選択された範囲を取得

　Set rng = Selection

　' 出力先のセルを指定

　Set destCell = Range("A2")

　' 出力先のセル範囲を初期化

　Set flattenRange = destCell

　' 選択範囲内の列を1列に並べる

　For Each cell In rng.Columns

　　flattenRange.Resize(cell.Rows.Count, 1).value = cell.value

　　Set flattenRange = flattenRange.Offset(cell.Rows.Count, 0)

　Next cell

　Dim rng As Range

　Dim cell As Range

　Dim flattenRange As Range

　Dim destCell As Range

　' 選択された範囲を取得

　Set rng = Selection

　' 出力先のセルを指定

　Set destCell = Range("A2")

　' 出力先のセル範囲を初期化

　Set flattenRange = destCell

　' 選択範囲内の列を1列に並べる

　For Each cell In rng.Columns

　　flattenRange.Resize(cell.Rows.Count, 1).value = cell.value

　　Set flattenRange = flattenRange.Offset(cell.Rows.Count, 0)

　Next cell