オリジナルの関数（ユーザー定義関数）を作りたい

Functionプロシージャとして、Visual Basicで作成できます

ユーザー定義関数は、一般的なマクロと同じモジュールで作成できます。

Functionステートメントで、任意の名称の関数を宣言し、自動的に追加される「End Function」行の間にその処理を記述します。

作成したユーザー定義関数は、一般の関数と同じようにワークシートで使用できます。

Excel 2013/2010

	①モジュールウィンドウで、「function」＋関数名＋引数を入力します作例では、指定セルの塗りつぶし色を数値で表す関数「CellColor」を作ります。対象となるのは特定のセルなので、引数を「セル」としています。
	②Functionステートメントを改行すると、自動的に「End Function」ステートメントが追加されます関数で行う処理は、この間に記述します。
	③通常の関数と同じく、ユーザー定義関数が自動再計算されるように、「Application.Volatile」メソッドを入力します自動再計算関数にすれば、ワークシートのいずれかのセルで計算が行われるたびに再計算が行われるようになります。
	④関数として行う処理を記述します作例では、指定したセルの塗りつぶし色を数値で得たいので、対象セルの「Interior.Color」プロパティを調べています。それを関数名で表される変数に代入すれば、関数としてその値を得られるようになります。
	⑤ユーザー定義関数は、通常の関数と同じように使うことができます
	⑥もちろん、関数式のコピーも可能です