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翌月の日にちを非表示にしたい

 

EOMONTH関数で末日を求め、 その日付を過ぎた日のみを条件付き書式で非表示にします

末日は、EOMONTH関数で求めることができます。

シリアル値である日付には大小があり、 新しいものほど大きな値となります。

条件付き書式でそれを比較し、 末日を過ぎた日付の文字色を背景色にして、 見た目に非表示とします。


 

@日付のセル範囲を選択してから、 「ホーム」タブの「条件付き書式」→「新しいルール」を選択します

A「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選び、 数式欄に「=」を入力し、 選択中の範囲の先頭セルをクリックで指定します

F4キーを2度押して、 列のみの絶対指定のセル番地にします。

BEOMONTH関数で得られる末日と比較する条件式にします

EOMONTH関数の引数として、 起点となる日付の入力されているセルを指定します。

C作例のように条件式を完成させて、 「書式」で文字色を背景色に設定します

EOMONTH関数では、2つの引数を指定します。

一つは、基点となる日付。もう一つは、末日を求めるための月数です。 ここに0を指定すると、基点日付の属する月の末日が得られます。

EOMONTH関数で求めた末日よりも大きなシリアル値、 すなわち翌月以降の日付のときに、 その文字色が背景色になり、 見た目に非表示となります。

D「OK」をクリックすると、 条件付き書式が適用され、 翌月以降の日にちが見た目に非表示となります

作例では、 その月の日にちを自動入力する数式が設定されているので、 基点となる日付を変えることで、 その月の日にちだけが曜日とともに表示されるようになります。

●必要な月の日にちと曜日を、 数式と表示形式で自動入力する動画です

条件付き書式で、翌月の日付は非表示にします。

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