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年齢層ごとの来店数を求めたい

 

「年齢層」を検索条件とする、COUNTIF関数式で求められます

COUNTIFは、セル範囲の中から、単一の検索条件に一致するセルの個数を返 す関数です。

このCOUNTIF関数は、次のような書式で使います。

COUNTIF(範囲, 検索条件)

範囲:対象となるセル範囲を指定します。同じCOUNTIF関数式を他の行のセルでも使うときには、F4キーを押して絶対指定に変えておきます。

検索条件:文字列や数値、またはそれらが入力されているセル番地を指定します。

 

作例の場合には、「年齢層」列を「範囲」として、そこに入力されているデータを「検索条件」にしたCOUNTIF関数式にします。

Excel 2016/2013

 

@「年齢層」列に入力されている各データの個数をCOUNTIF関数式で求めます

「検索条件」はあらかじめ、隣接セルにコピーしておきます。

A「=count」と入力して、関数一覧の中から「COUNTIF」を選んで、Tabキーを押します

 

BCOUNTIF関数では、「範囲」と「検索条件」の2つの引数を指定します

C「範囲」には、「年齢層」の列データ範囲を指定します

データ量が多いときには、Ctrl+Shift+↓キーを使って、データ範囲の末尾までを選択します。

DF4キーを押して、選択したセル範囲を絶対指定に変えます

絶対指定にしておくと、同列の他のセルに同じCOUNTIF関数式をコピーして使えます。

E半角のカンマをはさんで、「検索条件」を指定します

F半角の閉じ括弧を入力して、EnterキーでCOUNTIF関数式を確定します

 

G同列の他のセルに同じCOUNTIF関数式をコピーします

「範囲」は絶対指定にしてあるので、「検索条件」のみがコピー先のセル番地に応じて変化し、常に隣接セルを参照するようになります。

 

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