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データの入力されていないセルの数を知りたい

 

 

 

 

 

 

COUNTIF関数で、「検索条件」として「""」を指定すれば、データの入力されていないセルの数がわかります

COUNTIF関数は、指定された範囲に含まれるセルの中から、検索条件に一致するセルの個数を返すものです。

COUNTIF関数の書式は、次のようになります。

COUNTIF(範囲,検索条件)

「範囲」には、セル範囲を指定できます。空白のセルが含まれていても問題ありません。

「検索条件」には、数値や式、セル参照、文字列を記述します。文字列を条件として指定する場合には、その文字列を半角の二重引用符 (") で囲みます。

前号では、「検索条件」としての文字列をあらかじめセルに入力しておき、それを指定する方法を採りました。

同様の方法で空のセルを「検索条件」として指定すれば良いように思えますが、実はそれではうまくいきません。

データの入力されていないセルを「検索条件」にしたいときには、 半角の二重引用符 (")のみを2つ続けて、「""」のように記述します。

 

 

【参考】データの入力されているセルを数える

逆に、何らかのデータが入力されているセルを数えたいときには、「検索条件」として「*」を指定します。

COUNTIF関数の「検索条件」には、半角の疑問符(?)や、半角のアスタリスク(*)を、ワイルドカード文字として使用することができます。

ワイルドカード文字の疑問符(?)は、任意の 1 文字を表します。

アスタリスク(*)は、任意の文字列を表します。