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OFFSET関数を使えば、 指定したセルの値を転記できますOFFSET関数の書式は、 次のようになります。 OFFSET(基準, 行数, 列数, [高さ], [幅])「基準」として、基点となるセル(セル範囲)を指定します。 「行数」には、上下方向へシフトする距離を行数単位で指定します。 正の数で下方向へ、負の数で上方向へシフトします。 「列数」には、左右方向へシフトする距離を列数単位で指定します。 正の数で右方向へ、負の数で左方向へシフトします。 [高さ]と [幅]は、セル範囲を参照する場合に指定します(省略可)。
総当たりの対戦表の場合には、 対角線で線対称となり、 対戦成績が反転します。 「基準」セルからの「行数」と「列数」のシフトは、 左下の線対称エリアでは、 列と行のシフトに相当します。 行や列が分割されている場合には、 それを考慮に入れて計算する必要があります。 |
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@作例では、 下仁興町と小田中の対戦成績は、 下仁興町から見れば20対3ですが、 小田中から見れば3対20ですOFFSET関数を使って、 この反転した成績を参照します。
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A「基準」として、 左上隅のブロックの参照位置のセルを絶対指定で指定します
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B「行数」の指定には、 現在位置の列番号を使います
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C作例では、 参照位置への行シフト量は6なので、 ÷3(列)X2(行)が6となるように、 列番号-2としますCOLUMN()とすると、 現在のセルの列番号を取得できます。 列番号は11なので、 -2で9とし、 ÷3(列)X2(行)でシフト「行数」が6となるようにします。
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D「列数」の指定には、 現在位置の行番号を使います
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E作例では、 参照位置への列シフト量は12なので、 ÷2(行)X3(列)が12となるように、 行番号-3としますROW()とすると、 現在のセルの行番号を取得できます。 列番号は11なので、 -3で8とし、 ÷2(行)X3(列)でシフト「列数」が12となるようにします。
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FOFFSET関数式を確定すると、 対象のセル値を参照できるようになります
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G同様にして、 もう一つのセルにもOFFSET関数式を設定します
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H2つのOFFSET関数式を、 他の対戦成績参照セルにコピーします
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●総当たりの対戦表を作る動画です
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