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土日を色分けしたい

 

WEEKDAY関数を使った条件付き書式で、色分けが可能です

WEEKDAYは、日付を表すシリアル値から、その日付に対応する曜日を返す関数です。既定では、戻り値は 1 (日曜) から 7 (土曜) までの範囲の整数で、それぞれの曜日が表されます。

このWEEKDAY関数を使った条件付き書式で、土日の色分けを行えます

 

WEEKDAY関数の書式は次のようになります。

WEEKDAY(シリアル値,種類)

シリアル値:日付データ(シリアル値)の入力されているセルを指定します。

種類:1〜3のいずれかの数値を指定することで、曜日を表す整数を変えることができます。
1 または省略した場合は、 1 (日曜) 〜 7 (土曜) の範囲の整数となります。
2を指定した場合は、 1 (月曜) 〜 7 (日曜) の範囲の整数となり、平日(1〜5)と土日(6,7)の区別が容易となります。
3を指定した場合は、0 (月曜) 〜 6 (日曜) の範囲の整数となります。

Excel 2013/2010/2007

 

@条件付き書式を適用するセル範囲を選択しておいてから、「ホーム」タブの「条件付き書式」→「ルールの管理」を実行します

「ルールの管理」を使うと、複数の条件付き書式を続けて設定できます。

A「新規ルール」をクリックします

B「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選んで、数式欄に「=weekday(」と入力します

関数名である「weekday」は大文字の「WEEKDAY」と入力してもOKです。

C年月日の日付形式のデータがあるセルをクリックで指定します

作例では、B列には日付形式のデータがあり、それを表示形式で曜日にしています。

 

DF4キーを2度押して、列番号のみの絶対指定にします

他の行にも同じ条件付き書式を適用するので、行番号は相対指定にします。

E日曜日を表す1と照合する条件式にして、それが真の場合の「書式」を設定します

「OK」で「条件付き書式ルールの管理」ダイアログボックスに戻ります。

F「適用」をクリックすると、ダイアログボックスを表示したままで結果を確認できます

G「新規ルール」で、土曜日の条件付き書式の設定を行います

H日曜日の場合と同じように、「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選んで、今度は数式欄に土曜日を表す7と照合する条件式「=weekday($B3)=7」を設定し、「書式」を指定します

I土日を色分けできるようになりました

 

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