エクセル実践塾 > エクセル実践塾2007

ピボットテーブルを使って、曜日でデータを分析したい

 

WEEKDAY関数の結果をピボットテーブルでページフィルタにすれば、曜日でデータを分析できます

WEEKDAYは、日付を表すシリアル値から、その日付に対応する曜日を返す関数です。既定では、日曜日〜土曜日が、1〜 7の整数で表されます。

WEEKDAY関数は、次のような書式で使います。

WEEKDAY(シリアル値,種類)

「シリアル値」には、日付データの入力されているセルの番地を指定します。

「種類」は、省略することができます。その場合には、1 (日曜) 〜 7 (土曜) の範囲の整数になります。
「種類」に2を指定すると、1 (月曜) 〜 7 (日曜) の範囲の整数になります。
「種類」に3を指定すると、0 (月曜) 〜 6 (日曜) の範囲の整数になります。

このWEEKDAY関数の結果を使えば、ピボットテーブルを使った、曜日によるデータの分析も難しくありません。

 

Excel 2010/2007の場合

Excel 2003/2002/2000の場合

@WEEKDAY関数を使って、曜日を数値データで表す、「曜日」列を用意します

A「挿入」タブの「ピボットテーブル」ボタン→「ピボットテーブル」を選びます

A「データ」メニューの「ピボットテーブルとピボットグラフレポート」を選びます

B分析対象の表全体を「テーブル/範囲」に指定して、「OK」ボタンをクリックします

B「次へ」ボタンをクリックして、分析対象の表全体を「範囲」に指定します

↓「次へ」ボタンをクリックして、「範囲」を指定します。

↓「次へ」ボタンをクリックします。

「完了」ボタンをクリックします。

 

Cピボットテーブルのシートが表示されます

Dすべてのフィールドを追加し、「曜日」をページフィールドに指定します

すべてのフィールドにチェックマークを付けると、それらがピボットテーブルに追加されます。

↓「値」から「合計/曜日」フィールドを、「レポートフィルタ」へドラッグします。

「日付」を左端の行フィールドへ、「曜日」を一番上のページフィルタへ、「部門A」〜「部門E」を順にデータ領域へドラッグします。

E「曜日」から数値を選ぶと、それに相当する曜日のデータに絞り込まれます

行フィールドの「日付」は、グループとして選択することで、四半期や月などで分類することができます。

 

関連する他のページ

日付データを、月日と曜日の表示にしたい
表示形式をユーザー定義することで行えます

月〜金曜日の売上だけを合計したい
WEEKDAY関数による結果を条件とすれば、SUMIF関数で曜日を限定して売上を合計できます

月ごとにシートを用意してるから、日にちと曜日だけをセルに表示したい
セルの表示形式をユーザー定義すれば、日にちと曜日だけの表示にできます

月〜金曜日の売上の平均を求めたい
WEEKDAY関数による結果を条件として、SUMIF関数での集計結果を、COUNTIF関数で調べた個数で割れば、曜日を限定して平均を求めることができます

WEEKDAY関数を使ってみたい
WEEKDAY関数を使うと、指定した日付の曜日を1〜7の数値で表せます

日付の曜日を数値で表したい
WEEKDAY関数を使うと、各曜日を数値で表すことができます

曜日毎に授業実施時数の合計を求めたい
SUMIF関数を使えば、曜日を条件として、該当する数値だけの合計を行えます

土曜日と日曜日の行を色分けしたい
条件付き書式を使えば、自動的な色分けが可能です