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不要な行や列を非表示にして、10行10列にまとめたい

 

Ctrl+0やCtrl+9のショートカットキーを使えば、選択中のセルの属する列や行をすばやく非表示にできます

いくつもの列や行を非表示にしたいときには、次のようなショートカットキーが便利です。

Ctrl + 0

選択した列を非表示にします。

Ctrl + 9

選択した行を非表示にします。

※数字キーは、テンキーのものではなく、キーボード最上段の数字キーを使います。

一定の間隔で列や行を非表示にしたいときには、最初の手順をマクロ記録し、それを必要な回数だけ実行するのがオススメです。

Excel 2010/2007の場合 | Excel 2003/2002の場合

 

@「ツール」メニューから「マクロ」→「新しいマクロの記録」を実行します

 

 

A適当な「マクロ名」と、「ショートカットキー」を設定します

 

 

 

B「相対参照で記録」を有効にし、起点となるセルを選択します

 

C非表示にしたい列に属するセルをShift+→キーで選択してから、Ctrl+0キーを押します

このショートカットキーに用いる数字キーは、テンキーのものではなく、キーボード最上段のものを使います。

 

D選択中のセルの属する列が非表示になります

E→キーで新たな起点となるセルを選択してから、「記録終了」ボタンをクリックします

C〜Eの手順が、マクロとして記録されます。

F設定したショートカットキーを実行すると、同様の間隔で、列が非表示になります

 

G不要な列をすべて非表示にできたら、同様の方法で行の非表示をマクロ記録します

 

H行方向でのセル範囲の選択は、Shift+↓キーで行い、Ctrl+9キーを実行します

このショートカットキーに用いる数字キーは、テンキーのものではなく、キーボード最上段のものを使います。

I↓キーで新たな起点となるセルを選択したら、「記録終了」ボタンをクリックします

 

Jマクロに設定したショートカットキーを使って、不要な行をすべて非表示にします

100行100列のセル範囲が、10行10列のコンパクトな表にまとめられました。

 

 

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