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月曜日と木曜日に該当するセルを強調したい

 

条件が複数あり、そのいずれかに該当するセルを強調したい場合は、条件付き書式の条件式にOR関数を使います

OR関数を使えば、複数の比較演算式の結果を、総合して判断できます。1つでも「TRUE」が含まれていれば、 条件式の結果は「TRUE」となります。

このOR関数の書式は次のようになります。

OR(論理式1, [論理式2], ...)

この例の場合には、「月曜日であるか」と「木曜日であるか」の2つの条件があり、そのいずれかが真であればセルを強調するので、OR関数を使って、それぞれの値を比較します。

 

Excel 2010/2007の場合 | Excel 2003/2002の場合

 

@条件付き書式を適用する、セル範囲を選択します

 

A「書式」メニューから「条件付き書式」を選びます

B「セルの値が」を「数式が」に変えます

C数式欄に「=OR(」と入力します

D曜日の入力されているセルをクリックで指定します

クリックするセルは、曜日の先頭セルです。

クリックすると、数式欄にそのセルの番地が絶対指定で入力されます。

 

EF4キーを1度押して、行番号のみの絶対指定に変えます

※列番号が絶対指定のままだと、選択中の他のセルに、条件付き書式が正しく適用されません。

F続けて、「="月",」と入力します

月曜日を表わす「月」という文字と比較する条件式です。

カンマを挟むことで、複数の条件式を指定できます。

GD〜Eと同じ手順で曜日のセルを指定して、今度は「="木")」と入力します

「書式」ボタンを使って、強調する方法を指定します。

H「OK」ボタンをクリックすると、条件付き書式が適用されます

I別のセル範囲に、別の条件付き書式を適用することもできます

そのセル範囲を選択してから、「「書式」メニューから「条件付き書式」を選びます。

JC〜Gと同様の手順で、OR関数による、複数の曜日を条件とする条件式を指定します

K別のセル範囲に、別の条件付き書式が適用されます

 

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