リスト以外のデータの入力を禁止すれば、解答欄として使うことができます
リストにないデータが入力されたとき、何らかのメッセージを表示するように設定しておけば、テスト問題の解答欄などでの利用が可能となります。
@解答の記されたシートで、解答を含むセル範囲に適当な名前を付けます。
データの入力規則では、連続したセル範囲しかリストとして使えないので、解答を含む連続したセル範囲に名前を付けます。

Aテスト問題のみのシートの解答欄を選択して、[データ]タブ→[データの入力規則]ボタンをクリックします。
データの入力規則は、複数のセル範囲にまとめて設定することができます。

※旧バージョンのエクセルの場合には、[データ]メニュー→[入力規則]を使います。
B[設定]タブで、[空白を無視する]と[ドロップダウンリストから選択する]のチェックマークを外して、[元の値]欄内に解答範囲の名前を指定します。
[F3]キーを使えば、一覧から名前を選択して入力できます。

C[エラーメッセージ]タブで、[無効なデータが入力されたらエラーメッセージを表示する]にチェックマークを付けて、[スタイル]
や[タイトル]、[エラーメッセージ]を指定します。

D[OK]ボタンでダイアログボックスを閉じると、設定が有効になります。
リストに含まれないデータを入力すると、設定したエラーメッセージが表示されます。
