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1日8時間が法定労働時間で、 休憩1時間の場合の、 残業時間を求めたい

 

退勤時刻から出勤時刻を減算し、 さらに所定労働時間と休憩時間を引けば、 残業時間を求められます

Excelでは、日時が「シリアル値」という数値形式で内部的に管理されています。
これにより、日付や時刻の計算や比較が簡単に行える仕組みが構築されています。

Excelは日付を、基準日(既定では1900年1月1日)からの経過日数として管理します。
基準日を「1」とし、その後の日付は日数を足した数値として表されます。

時刻は1日を「1」とする小数部分で管理されます。

つまり、シリアル値では、整数部分が日付、小数部分が時刻となります。

シリアル値は、基本的にそのような数値なので、一般的な数値と同様の計算が可能です。

 


 

@時刻は、””で囲んだ文字列でも指定できます

退勤時刻から出勤時刻を引いた拘束時間から、1日8時間の法定労働時間+ 休憩1時間=9時間を減算して、残業時間を求めています。

 

A計算結果の0時間を非表示にしたいときには、表示形式を左図のようにユーザー定義します

ユーザー定義では、

正の値:負の値:0の場合

の形で3種類の表示形式をまとめて設定できます。

「0の場合」に、#を指定すると、計算結果の0が表示されなくなります。

   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
   
 

 

●指定セルの値を条件として、テーブルをフィルタリングするマクロを作る動画です

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