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担当者ごとの売上金額を合計したい

 

担当者の名前がわかっていれば、SUMIF関数で担当者ごとの合計を求められます

SUMIF関数は、次のような書式で使います。

SUMIF(範囲, 条件, [合計範囲])

「範囲」には、条件によって評価するセル範囲を指定します。

「検索条件」には、数値や式、文字列などを指定します。検索条件をセルに入力しておくこともでき、その場合にはそのセル番地を指定します。

「合計範囲」 には、合計する値の入力されているセル範囲を指定します。「検索条件」の対象となる「範囲」の値を合計する場合には省略できます。

Excel 2016/2013/2010/2007

 

@半角で「=sum」と入力し、表示される候補の中から「SUMIF」関数を選んで、Tabキーを押します

担当者の一覧はあらかじめ入力しておきます。

A担当者名の入力されている列項目の上部をクリックして、その列データ全体を「範囲」として指定します

作例では、集計対象となる表はテーブル化してあります。

※テーブル化されていない表の場合には、データ範囲をセル番地で指定します。

B半角のカンマを挟んで、担当者名の入力してあるセルを、「検索条件」として指定します

作例の場合には、隣接する列に担当者の一覧を入力してあるので、そのセルを「検索条件」として使います。

CF4キーを2度押して、列のみの絶対指定にしておきます

同列の他のセルに数式をコピーして利用できるようになります。

D半角のカンマを挟んで、合計する「売上金額」の列データを、「合計範囲」として指定します

作例では、集計対象の表はテーブル化してあるので、列項目の上部をクリックするだけで列データを指定できます。

E半角の閉じ括弧を入力してEnterキーを押すと、指定した担当者に該当する売上金額の合計が求められます

必要に応じて、「桁区切りスタイル」を設定します。

Fフィルハンドルを使って、数式を同列の他のセルにコピーします

 

G集計対象の表はテーブル化してあるので、コピー先の数式の中で変化するのは「検索条件」のセル番地だけです

【集計対象の表が、テーブル化されていない場合】

@SUMIF関数を入力し、「範囲」として、担当者名の入力されている列の先頭セルをクリックします

ACtrl+Shift+↓キーで、同列の末尾のセルまでを選択します

 

BF4キーを押して、選択範囲のセル番地を絶対指定に変えます

絶対指定にしておくと、他のセルに数式をコピーして利用できるようになります。

C半角のカンマを挟んで、担当者名の入力してあるセルを、「検索条件」として指定します

F4キーを2度押して、列のみの絶対指定にし、他のセルに数式をコピーして利用できるようにしておきます。

D@〜Bと同様の方法で、「合計範囲」として「売上金額」の列データを指定します

E半角の閉じ括弧を入力してEnterキーを押すと、指定した担当者の売上金額の合計を求められます

完成した数式を、同列の他のセルにコピーします。

 

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