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最大値の左側に記されている番号を知りたい

 

連番になっているなら、MATCH関数だけで該当番号がわかります

MATCHは、指定範囲内で検索した項目の相対的な位置を返す関数です。最大値を含む数値に連番がふられているなら、何番目の数値がそれなのかをMATCH関数で調べるだけで該当番号がわかります。

MATCH関数は、次のような書式で使います。

MATCH(検査値, 検査範囲, [照合の種類])

「検査値」には、照合する値を指定します。MAX関数で求めた最大値を指定すれば、その最大値が何番目の数値なのかがわかります。

「検査範囲」には、検索の対象となるセル範囲を指定します。MAX関数で指定した同じセル範囲を指定します。

「照合の種類」を省略すると、検査値以下の最大の値が検索され、その相対位置が返されます。「-1」を指定した場合は、その逆に検査値以上の最小の値が検索されます。「0」にした場合は、検査値に一致する値のみが検索されることになります。MAX関数で求めた最大値を「検査値」にするのなら、「検査範囲」に間違いなくそれが含まれるので、「照合の種類」は省略できます。

Excel 2013/2010/2007

 

@半角で「=ma」と入力し、関数の候補から「MATCH」を選んでTabキーを押します

 

 

A最大値の表示されているセルを「検査値」として指定します

B最大値の含まれるセル範囲を「検査範囲」として指定します

C半角の閉じ括弧を入力して、EnterキーでMATCH関数式を確定すると、最大値のNo.が表示されます

 

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