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偏差値を求めたい

 

偏差値は、z得点を10倍にして、50を足すことで、数値として扱いやすくしたものです

z得点は、次の計算式で求めることができます。

(得点−平均点)÷標準偏差

平均点はAVERAGE関数で、標準偏差はSTDEV関数で求められます。

このz得点は、0を中心にした少数になります。これを10倍にし、50を足して、数値として扱いやすくしたものが偏差値です。

50+10×(得点−平均点)÷標準偏差

平均点を求めるAVERAGE関数式と、標準偏差を求めるSTDEV関数に名前をつけておけば、偏差値を求める数式はわかりやすくなります。

Excel 2013/2010/2007

 

@標準偏差が正しく求められていることを確認して、その数式を数式バーでコピーします

Aコピーした数式を「参照範囲」に貼り付けて、適当な名前をつけます

 

 

 

B左のような数式で、z得点は求められます

※AVERAGE関数式にも「平均点」という名前をつけてあります。

C偏差値は、z得点を10倍して、50を足したものです

そのため、平均点と合致する得点の場合には、その偏差値は50となり、z得点は0になります。

 

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