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今月のカレンダーを作る

 

EOMONTHとWEEKDAYの2つの関数を使って、 その月の1日の曜日を求め、 万年カレンダーとして働くようにします

EOMONTH関数を使うと、前月の末日を求めることができます。

それに1を足すと、今月の1日の日付になります。

 

WEEKDAYは、指定した日付の曜日を数値で返す関数です。

このWEEKDAY関数で得た数値を使って、 今月1日の曜日を決定します。


Excel 2016/2013 の場合 | Google スプレッドシート の場合

 

@日曜日を基点として、日にちを設定します

隣接するセルには+1の数式を、 下のセルには+7の数式を設定します。

A隣接するB〜G列のセルには、 +1の数式を設定します

BA列の4行目以降のセルには、 +7の数式を設定します

C 年月を表示するセルには、 TODAY関数を使っています

TODAYは、今日の日付を表示する関数です。

それを表示形式で、 年月のみの表示に変えています。

DWEEKDAY関数を使って、 当月1日の曜日を数値で求めます

WEEKDAY関数を使うと、 曜日を1〜7の数値で表すことができます。

日曜日が1、土曜日が7となるので、 求めた曜日の数値を引くことで、 1日の曜日に1を表示させることができます。

EEOMONTH関数を使うと、月末の日付を求めることができます

引数の「月」に-1を指定すると、 前月の末尾の日付を得られます。

FEOMONTH関数で求めた月末に1を加えると、 翌月1日の日付になります

作例では、 EOMONTH関数で前月末の日付を求めているので、 それに1を加えることで、 当月1日の日付になります。

G1から曜日の数値をそのまま引くと、 当月1日の曜日が0になってしまうので、 最後に1を加えます

Hカレンダーに0以下の日にちは必要ないので、 条件付き書式を使って、 1より小さな数値を背景色にして見えないようにします

I「書式設定のスタイル」で、 文字色を背景色にすると、 0以下の数値が見えなくなります

「条件を追加」をクリックして、 月末以降の不要な数値も消します。

J日にちだけを取り出すDAY関数と、 月末を求めるEOMONTH関数を組み合わせ、 月末の日にちを数値として取り出して、 カレンダーの数字と比較します

年月の表示に使っているTODAY関数の日付を、 EOMONTH関数の引数にします

月末の日にちより大きなカレンダーの数字を、 背景色にして見えなくします。

 

これまでに掲載したGoogleスプレッドシート塾の記事

ロト6の当選番号をデータ化して、当選番号だけを確認する
表全体をコピーして、 値として貼り付けます

ロト6の当選番号の登場回数をカウントして、頻度の高い数字を選び出す
COUNTIF関数で集計し、 フィルタ機能で絞り込みます

ボーナス数字を含めて、ロト6の当選番号の登場回数をカウントする
マイナス数値でデータベース化されているボーナス数字は、 -1を乗算し、 検索条件として使います

今回のロト6の当選番号を、過去一ヶ月の当選番号と照合する
COUNTIF関数を使って照合します

過去一ヶ月で当選番号となっていない、いわゆるコールドナンバーを確認する
COUNTIF関数を使った条件付き書式で、 コールドナンバーを色分けして区別することができます