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オートシェイプの正円を連続して描きたい

 

図形の選択時にボタンをロックすれば、Escキーを押すまで、その図形を連続して描けます

オートシェイプの図形を連続して描きたいときには、そのボタンを選ぶときにロックします。Excel 2003/2002の場合には、ボタンをダブルクリックすると、選んだ図形ボタンがロックされ、連続してその図形を描けるようになります。

正円を描くときには、Shiftキーを押さえながらドラッグします。

Altキーを押さえながらドラッグすると、セルの枠線に沿った図形を描けます。同じ大きさの図形を描きたいときなどに便利です。

 

Excel 2010/2007の場合 | Excel 2003/2002の場合

 

@ツールバーの「図形描画」ボタンをクリックして、「図形描画」ツールバーを表示します

すでに「図形描画」ツールバーが表示されている場合には、この手順は必要ありません。

 

A「図形描画」ツールバーから、描きたい図形のボタンをダブルクリックします

ボタンがロックされ、連続して同じ図形を描けるようになります。

BAlt+Shift+ドラッグを行います

Altキーを押さえると、マウスポインタの近くにある枠線が、ドラッグの始点および終点となります。Altキーを押さえながら、Shiftキー+ドラッグを行えば、セルの枠線に沿った正円を描けます。

Cドラッグを終えると、セルの枠線に沿った正円が描かれます

 

DAlt+Shift+ドラッグで、同じ大きさの正円を等間隔で必要なだけ描き終えたら、Escキーで図形ボタンのロックを解除します

Escキーを押すと、オートシェイプの図形ボタンのロックが解除されます。

E1つめの正円をクリックで選択します

FCtrl+クリックで、2個目の正円も選択します

GCtrl+クリックですべての正円を選択し終えたら、線の色を決めます

選択中の図形すべての線が、選んだ色に変わります。

H続けて、塗りつぶしの色を決めます

選択中の図形すべての塗りつぶしが、選んだ色に変わります。

I選択中の図形の大きさを変えたいときには、いずれかの図形を右クリックして、「オートシェイプの書式設定」を選びます

J「サイズ」タブで、「高さ」と「幅」を調整します

この変更も、選択中のすべての図形に適用されます。

「色と線」タブでも、線や塗りつぶしの色を変えることができます。

 

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