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目標売上を2か月以上超えた人を強調したい

 

数式を使った条件付き書式で強調できます

条件付き書式の「新しいルール」→「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を使うと、好きな条件を数式で設定できます。

Excel 2016/2013

 

@作例では、担当者ごとの1〜3月の売上を、SUMIF関数で求めています

各月には目標値があり、それを超えているものを条件付き書式で強調しています。

A条件付き書式を設定するセル範囲を選択してから、「条件付き書式」の「新しいルール」を実行します

B「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選んで、数式欄に「=(」と入力します

 

C目標値と比べる列の先頭セルをクリックで指定します

DF4キーを2度押して列のみの絶対指定に変えてから、「>」を追加します

E目標値の入力されているセルをクリックで指定します

目標値のセルは一つしかないので、絶対指定のままにしておきます。

F他の列にも同様の論理式を設定し、それらを足した結果が2以上となる条件式にします

「>」のような不等号を使った論理式は、カッコ内に入力します。

論理式の結果は、真を意味する1、もしくは偽の0のいずれかになります。この論理値は演算子「+」で加算していくことができます。

その結果を「>=」で比較しているのが左の条件式です。

G適当な書式を指定して、「OK」をクリックすると、2か月以上目標値を上回った人の行が強調されるようになります

 

デル株式会社

 

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